Technology

最新技術

最新成形技術について

当社の保有設備と多彩な成形技術で様々なものづくりが可能です。
製作実績、開発実績と共に3つの特長をご紹介します。

異なる素材の融合を実現

異なる素材の組み合わせにより、商品開発の多様なバリエーションに貢献

  • MMP(Mold Master Plate)サンドイッチ成形では、スーパーの使用済み発泡材をコア層に利用したエコベンチを全国的に展開。SDGsの観点から社会に貢献しています。
    また、製品の一部に異なる材質を使用できるMMP応用2色成形技術は、1型+αの金型製作で可能です。
  • ポリメタック(PMT)は金属表面に樹脂を射出成形しナノスケールでダイレクトに接合させる技術です。ほかにも、他材質と樹脂を結びつけるプラメタコンポジット(PMC)などの技術は、自由な設計・部品の削減・軽量化を可能にします。
MMPサンドイッチ成形によるエコベンチ

MMPサンドイッチ成形によるエコベンチ
(中央化学㈱様 ご提供)

ポリメタック(PMT)

ポリメタック(PMT)
(三井化学㈱様 ご提供)

プラメタコンポジット(PMC)

プラメタコンポジット(PMC)表面が金属で裏が樹脂のパラボラアンテナ

新技術への挑戦・世界が認める技術

各種製品におけるソリューションが可能

  • 透明品の厚肉(13㎜)で大判サイズ(2000mmx1400mm)の成形品をつくることは、極めて難しいことですが当社の射出成形金型で歪の無い成形品が可能です。
  • インモールド成形や他材質多工程成形(MIP)は金型内に他材(ガラス、フィルム、ペフ等)を入れて成形しますが、高度な技術を要します。当社の金型は色々な組み合わせが可能です。
  • エアーモールド成形やアクアモールド成形は複雑な形状の中空成形品を可能にし軽量化や高剛性、ヒケ対策を実現します。
新技術への挑戦・世界が認める技術

透明品射出成型は高速鉄道の窓等に採用
(㈱レニアス様 ご提供)

新技術への挑戦・世界が認める技術

インモールド成形

新技術への挑戦・世界が認める技術

エアーモールド成形/アクアモールド成形
世界3大デザイン賞の『レッドドットデザイン賞』受賞(岩谷マテリアル㈱様 ご提供)

軽量化・高強度のプラスチックを可能に

軽量化や高強度製品ニーズを実現するために専用の試作機を保有しています

  • 発泡成形(ミューセル、コアバック)は樹脂内に微細なマイクロセル構造をつくり、軽量化に加え精度向上にも貢献します。
  • 長繊維射出成形(D-LFT)はカーボンファイバーやガラスファイバーを長く保つことにより高強度、軽量化が可能になります。
  • 革新複合材成形技術は、カーボン繊維、カーボンUDテープ、セルロース(CNF)等の素材と樹脂の成形で金属に代わる強度と軽量化を実現します。(HPRTM、CSMC、CFRP)
発泡成形(ミューセル)設備

発泡成形(ミューセル)設備/1000t(Lポジ2材質)

長繊維射出成形(D-LFT)設備に

長繊維射出成形(D-LFT)設備/1600t(Lポジ2材質)

革新複合材成形設備

革新複合材成形設備1000tプレス+HPRTM装置

技術開発(産官学連携)

産官学連携で革新複合材の開発を強化

次世代のものづくりにおいて、環境負荷低減材料の学術的理論に基づき炭素繊維やセルロースを活用した軽量で高強度の持続可能な製品を開発し、持続可能な社会構築に貢献しています。

産学連携で革新複合材の開発を強化
名古屋大学×共和工業

名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)との共同研究により、熱可塑CFRPによる自動車軽量化への挑戦、高速大物プレス成形(LFT-D)実証研究をしています。

産学連携で革新複合材の開発を強化
金沢工業大学×共和工業

金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)との共同研究により、炭素繊維をはじめとした革新複合材料の研究開発を行い、商品開発を支援しています。

産学連携で革新複合材の開発を強化
長岡技術科学大学×三井化学×共和工業

国連アカデミック・インパクトSDGsゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)のハブ大学である長岡技術科学大学と三井化学との共同研究(プラスチックのリサイクル技術開発)に協力し、地域連携、リサイクルプラスチックの実用化に取り組んでいます。